夫が不倫や浮気をしてる証拠が出てくると、辛い気持ちでいっぱいになりますよね。
「浮気するなんて酷い」、「悲しい」という気持ちが膨らむと、旦那への怒りが押さえきれず、「浮気したわね!」と詰め寄ってしまう事もあるでしょう。
ですが、「浮気を知っている」ということを旦那に言ってしまうと「バレたか。もっと用心して浮気しよう」と、反省してやめる事もなければ、次は浮気の証拠が掴みにくくなります。
不倫や浮気をやめさせたい。
再構築したい。
離婚したい。
慰謝料を請求したい。
と思うのなら、『裁判でも通用する浮気の証拠』を掴まなくてはなりません。
離婚、再構築でも証拠を集める必要性とは?
浮気の証拠として『認められやすい証拠』と『認められにくい証拠』とは、どういうものなのでしょう。
証拠を集める必要性
離婚を希望する時は『証拠』が必要になりますが、再構築する時にも『証拠』が役立ちます。
夫の浮気・不倫の証拠を集める事で、妻が有利になる理由とは?
離婚請求が認められやすくなる
夫の浮気で離婚したいと思っても、離婚できるわけではないんです。
夫が離婚したがらなかったり、条件に折り合いが付かない場合、裁判になることもあります。
ただし、「一方がした行為が原因で夫婦関係が破綻した」という証拠があれば、離婚の請求が通りやすくなります。
不倫という不貞行為は、夫婦関係を破綻させる『離婚事由』になるため、あなたからの離婚の請求が認められやすいのです。
不倫したことを、弁護士や裁判官に離婚請求を認めてもらうためには、証拠が必要になります。
慰謝料請求が認められやすくなる
不倫という不貞行為の証拠がある場合、夫やその不倫相手の両方に、慰謝料を請求をすることができます。
不倫は民法709条の「不法行為」であると、法律上でも規定されています。
ですが、証拠がなく、夫が不倫を認めていなければ、慰謝料請求は認められにくくなるのです。
慰謝料を請求するためにも、証拠を集めることが必要不可欠になります。
夫からの離婚請求が認められにくくなる
あなたは離婚したくないと思ってる場合も、証拠があると有利になります。
夫の原因で夫婦関係が崩壊したのに、「離婚したい」という夫の希望を認めると、あまりにも理不尽であることから裁判で却下されやすくなります。
不倫の証拠を持つことで、離婚するにも離婚しないにも、あなたの方が有利な立場になるのです。
夫婦仲の再構築にも有利
「離婚も慰謝料請求もしない。夫婦関係を再構築したい」という場合にも、証拠が有効になります。
証拠がなければ、夫は不倫を認めず、誤魔化したり曖昧にするかもしれません。
しかし、証拠があれば不倫を認めざるを得なくなります。
不倫したことを正面から受け止め、これからの夫婦関係をどうするのか、2人で話し合うには旦那に不倫の事実を認めさせることが重要になります。
不倫の証拠になるものと注意点
不倫の証拠になるものはどんなものだと思いますか?
よく言われるのは『写真』『録音した音声』などですが、それだけでなく、『クレジットカードの利用明細』『Suica、PASMOの利用履歴』『SNS』なども浮気の証拠になります。
ですが、せっかく証拠を掴んでも裁判で『証拠不十分』として処理されてしまったり、逆にあなたが犯罪行為を働いたとして訴えられてしまうケースもあります。
不倫の証拠になるものとは?証拠を集める際に注意する点とは?
浮気相手との密会写真
浮気相手との密会写真は大きな証拠になりますが、写真の内容によっては証拠不十分で棄却されてしまう事もあります。
【証拠として認められやすい写真】
- 行為やその疑似行為、裸体写真
- ラブホテルや自宅に出入りしているところが分かる写真(入るところ、出るところの両方)
- 浮気・不倫相手と二人での旅行写真
- 一夜を共にしたことが分かる写真(自宅、ホテルなど)
- 外泊した日に撮られたプリクラ や写真
これらのものは、裁判になっても浮気・不倫をしていたと認められやすい証拠です。
ただし、不倫(不貞行為)があったと認めてもらうためには、 撮影日時が記録されていること 複数回にわたる不貞行為が明らかであること ホテルや自宅の出入りは、入る所と出る所の両方が写真に撮られていること などがポイントになります。
【証拠として認められにくい写真】
- 仲良く手を繋いでる写真
- 肩や腰に手をまわしてる写真
- 路上でキスしてる写真
- 仲良さげにじゃれあってる写真
2人きりで仲良く撮影をしている写真が出てきても、それだけでは不貞行為の証拠とはなりません。
あくまでも不貞行為は、体の関係が証明できなければ証拠とならないのです。
感情的には、手を繋いだり、腰に手をまわしたり、キスしてるのを見ると「どう見ても普通の関係な訳ないだろ!!」と怒りが込み上げますが、法律的に不貞行為とは言えないのです。
このような行為の写真は
『本当は複数人いたが、写真の写り方によって2人きりに見えただけ』
『デジタルの写真はいくらでも編集ができる』
『前後の写真が無いと証明ができない 』
などの言い逃れができます。
証拠として認められやすい写真でも、 裸体の写真を証拠として使用するとプライバシーの侵害を主張する可能性もあります。
『どのように撮影したか』『どうして入手したか?』など、盗撮が疑われ、あなたが犯罪者として訴えられてしまう場合も。。。
プライバシー侵害などの法に触れない証拠写真だと『ラブホテルへの出入り写真』を撮った場合は不貞行為と認められ確率が非常に高いものとなります。
- 二人でホテルへ入る写真
- 数時間後に二人で一緒に出てくる写真
このような写真があれば有力な証拠となります。
但し、妻がこのような写真を撮ろうと思っても中々うまくいかないのが現実。
まず、 普通にスマホで撮影ができません。
- スマートフォンだと明るくないと撮影ができない
- 離れて撮影すると、ぼけて誰が映っているのか全く分からない
- 後姿を撮るのがやっとで顔が映ってない
- 怒りに手が震えてブレてしまう
妻だと旦那に顔を知られてるため、近づいて撮影ができないものです。
近づくとバレる可能性も高まります。
録音した音声データー
夫と浮気相手との間で、不貞行為が明らかである録音した音声データーや、録画した撮影データーがあれば、証拠としての価値が高いです。
【証拠として認められやすい録画、音声データー】
- 夫婦間の会話で浮気・不倫の事実を認めた会話の録音
- 不倫相手との電話の録音
- 性行為の録音・録画データ
- ホテルや不倫相手の自宅から一緒に出てくる動画
- 一緒に旅行に行っていることが分かる動画
不貞行為の事実が分かる音声や、動画であると証拠として立証されやすいです。
ですが、盗聴や盗撮による証拠集めは違法です。
違法に集めたもの『盗聴』『盗撮』『窃盗』 はプライバシーの侵害であり「違法収集証拠」とみなされ、裁判では証拠から削除されることもあります。
クレジットカードの利用履歴やレシート
クレジットカードの利用履歴やレシートが、浮気・不倫の証拠として使えることもあります。
【証拠として認められやすい明細】
- ホテル、旅館などの宿泊施設のクレジットカードの利用明細
- ホテル街や不倫相手の自宅近くで使われたレシート(コンビニ、レジャー施設、レストランなど)
証拠となるポイントは、 繰り返し使われてる事と購入した商品。
繰り返し使われていることで、単発的ではなく浮気・不倫が続いていることが分かります。
異性の下着や避妊具、性行為用のグッズの購入履歴などの履歴があれば、証拠として認められやすいです。
ただし、ホテルの利用明細は「ちょっと仮眠を取っただけ」など言い逃れができます。
購入品の明細も「買うのが恥ずかしいから、代わりに買ってほしいと言われただけ」と言えます。
これだけで不倫した!と証拠にするには弱いですが、他の証拠と合わせて証拠固めとして利用することはできます。
スイカやパスモの利用履歴
電車移動や自動車での移動の履歴も証拠として認められることがあります。
【証拠として認められやすい利用履歴】
- Suicaなど公共機関カードの利用履歴
- 自動車のETC利用履歴
Suicaなどの公共機関カード、ETCはいつどこに行ったのかが利用明細を見れば確認できます。
浮気相手の自宅、ホテル、旅行などに行った証拠を掴むことができるでしょう。
ただし、継続的に履歴が残っていることが重要です。
1回のみの履歴では「たまたま移動しただけ」と、浮気・不倫があったと認められにくいです。
これらの証拠に加え、他の証拠もあることが望ましいです。
『移動の履歴』と『クレジットカード明細、レシート』などが揃うことで、、特定の相手との不貞行為を証明する手段になります。
メール、LINEや手紙の文面や画像
不倫相手とのやりとりが詰まったメールやLINEは証拠の宝庫です。
【証拠として認められやすいもの】
- 配偶者が浮気・不倫相手に送ったメールや、不倫相手が配偶者に送ったメールのコピー、文面を撮影したもの
- LINEの文面
- SNSのダイレクトメール
- Facebookに投稿されたツーショット写真
- ブログにアップされたツーショット写真やそれが分かる記事
LINEなどの連絡ツールは、浮気相手との継続的なやり取りを手に入れることができるため、証拠として認められやすいでしょう。
ツイッターやFacebookの投稿は旦那のみならず、浮気相手が発信するものから浮気の証拠を掴める可能性もあります。
探ってることを気づかれ、削除される前に証拠を残しておきましょう。
ですが、LINEやメール、SNSで浮気や不倫を疑わせるような内容のものがあっても絶対的な証拠にならない場合もあります。
仮にLINEの内容で、
- 不貞行為をした事実のやり取り
- ホテルに泊まった
- 一緒に旅行に行った
- プレゼントのやり取り
- 不貞行為の誘い
などがあったとしても、夫は色々な言い訳をしてくるものです。
「冗談でやり取りをしていただけ」だと言われてしまうと、それまでです。
「誰がどう見ても、普通はこんなやり取りしないでしょ!?」と感じても、疑わしい証拠となるだけで、決定的な証拠とはならないのが現実です。
しかし、決定的な証拠と合わせると、否定できない事実として、浮気や不倫と認められることもありますので、見つけた場合は必ず残しておきましょう。
改ざんが疑われない方法で残すのも大事です。
【改ざんが疑われてしまうもの】
- デジタルカメラで撮影したもの
- メールやLINEのスクリーンショット
- 文面をコピー&ペーストして保存したもの
- 加工が可能な音声データ
メールやLINEのスクリーンショットなど、あなたが本当に何も手を加えていなくても、加工、編集できるものについては、証拠として認められないことがあります。
加工が疑われない形、画面の撮影や、デジタルではないカメラでの撮影などで、記録をすることが大事です。
また、メールについては違法に集められたものではないかという点も注意が必要です。
手っ取り早く、旦那のスマホのデーターをSDカードに落として、証拠にする事もできますが、これはプライバシーの侵害であり、通常は違法です。
そのため「違法収集証拠」とみなされ、裁判では証拠から削除されることもあります。
手帳、日記、メモ 紙媒体での記録
電子化されたものではなく、手書きのものでも証拠として使える場合があります。
【証拠として認められやすいもの】
- 手帳に記された浮気・不倫相手と会う記録
- 浮気・不倫相手と会ったことが分かる日記
日時や場所が明らかで、不貞行為があったことが推測できるもの 。
日時や場所が明らかでないと、証拠としては認められにくいです。
手帳や日記の場合、継続的に記録されていること 。
特定の日だけ記録されている場合、不自然であるため、証拠として認められないことがあります。
この方法は、日記、手帳を窃取するのはプライバシーの侵害であり、通常は違法です。そのため「違法収集証拠」とみなされ、裁判では証拠から削除されることもあります。
GPSを使って証拠を集める
夫のカバンの中、車などにGPS設置して行く場所を追跡し、 浮気の現場を暴くことができます。
ただし、 GPSの取り扱いについては、十分に注意してください。
業者の取扱説明書等にも書いてますが、 勝手に了解も得ず、設置するのは違法な行為になることがほとんどです。
プライバシーの侵害に当たり、 ケースによっては民事だけではなく、刑事罰の対象となる場合もあります。
旦那ではなく、浮気相手の車に仕掛ける場合は、設置する際に駐車場に入るだけで、住居侵入などの刑事罰の対象となります。
個人で浮気・不倫の証拠を掴むのは想像以上に難しい
裁判でも立証できる浮気の証拠をご紹介位しましたが、あなた自身で集められそうでしょうか?
LINEのデーター、クレジットカードの明細などは入手できそうですが、単体の証拠では弱かったり、プライバシーの侵害で訴えられる危険性を考えると、証拠集めは素人には難しそうですよね。
そして、浮気の証拠は『複数回の証拠』を集めなくてはなりません。
旦那のスマホを見ることは1回、2回なら可能ですが、何度も見るのは気づかれるリスクが高いですし、あなたの怪しい行動に旦那さんが警戒するようになるかもしれません。
浮気相手とホテルに入るところを撮れたとしましょう。
ですが、1回のみの証拠だと
「女性が具合が悪くなったので、ホテルで休憩していた 」
「ホテルには入ったが、カラオケを使用していた 」
「ホテル内でゲームをしていた 」
など、「ふざけるなよ〜!」と思うような言い訳が通ってしまうのです。
認められやすい証拠が十分に集まらないと、違法な方法で証拠を集めてしまい、証拠が却下されることになります。
証拠を集めていることが配偶者や不倫相手にバレて、トラブルになることもあり得ます。
労力と気持ちだけをすり減らして、泣き寝入りするのは嫌ですよね。
個人では集めることが難しい浮気の証拠も、探偵ならその道のプロなので、 認められやすい証拠を最大限集めてくれます。
浮気証拠はプロに頼むのが得策
探偵なら、反社会的な方法を避けて、否認されない方法で浮気の証拠を集めてくれます。
そして、探偵事務所の人は旦那さんと面識がないため、証拠を集めてることが夫や不倫相手にバレにくい利点もあります。
調査報告書自体が証拠になるといったメリットがありますので、探偵を使って証拠を集めるのが確実です。
費用面が気になるものですが、使えない証拠を集めてあなたの希望が通らないことより、裁判でも認められる証拠を掴む方が将来的にあなたの得になります。
証拠集めは労力だけでなく、心もズタズタに傷つくものですよ。
旦那さんと浮気相手がホテルに入って行くところを写真に撮り、出てくるところも撮るなんて、待ってる間気が気じゃありません。
事実は変わらないとしても、その場面を目の当たりにするというのは、想像以上にショックが大きいものです。
探偵事務所を利用するのが確実な証拠を得られますが、探偵事務所選びも重要です。
- 信頼できる探偵事務所なのか?
- 無料相談があるか?
- どの時点で調査費が発生するのか?
無料相談を受けて、この探偵事務所なら任せられる!と思えるところを選んでください。
費用が気になりますが、費用だけを気にしてロクな証拠も掴めない探偵会社だと意味ないですよね。
探偵事務所の調査費は『浮気調査』をしたことで、調査費が発生するところが多いです。
旦那さんの浮気の証拠を掴めなくても、費用がかかるのです。
『確実に浮気をしていてあとは確固たる証拠を残すだけ』 という状態でも、たまたま探偵が調査した日に浮気相手と食事だけして帰ったら『不貞行為』としての証拠にはなりません。
そうならないためにも、あなた自身も「この日は浮気する確率が高い日」を把握して調査を依頼しなくてはいけません。
例えば、夫のメールやLINEをチェックし、会う日を特定し、その日に絞って探偵に調査依頼をします。
不倫相手と会う日までは、あなたはいつも通り旦那さんに接するのもポイントです。
不倫相手と会うと知ってながら、普通に接するというのは難しいでが、旦那さんに怪しまれると予定を変更されてしまう可能性があるからです。
探偵事務所に頼むにも、旦那と浮気相手の会う日を調べなくてはいけないし、その日は食事だけで浮気の証拠が掴めない事もあるので、調査内容と調査費はしっかり聞いておいた方がいいでしょう。
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まとめ
旦那の浮気を知ったら、やるべきことは証拠を掴むことです!
浮気した事実を知ったら、冷静に「さて、証拠集めするか!」とはなれないのは、よくわかります。
勘違いであってほしい、何かの間違いであってほしい、と思いますが、臭いものに蓋をするだけでは、将来的にあなたが苦しむことになります。
言い逃れできない証拠、裁判にも通用する証拠を掴めば、再構築するにも、離婚するにも有利です。
ですが、素人が浮気の証拠を掴むのは現実的に難しいものです。
証拠にならなかったり、言い逃れされたり、法に引っかかる証拠で使えない場合もあります。
確実に使える証拠を掴むなら探偵事務を利用しましょう。
探偵事務所なら証拠を掴むだけでなく、浮気相手に慰謝料を請求したり、旦那に知られず別れさせる事もできます。
”不倫相手の奥さん”であるあなたが直接、浮気相手の女性のところに乗り込んでも、すんなり「別れます」とは言わないのは想像できますよね。
そればかりか、旦那に告げ口され、あなたが悪者扱いされる可能性もあります。
別れるにしても、修復するにしてもあなた自身が望む結果を得るために、使える証拠を掴みましょう。
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