モラハラ夫は妻にだけでなく、子供にも厳しい場合もあります。
大人でもキツいモラハラ行為を、子供が受けるという事は並大抵のストレスではありません。
そして、子供だから「パパはモラハラだからしょうがない」と客観視できず、「パパは僕(私)のことが嫌いなんだ」「僕(私)が良い子じゃないから叱ってばかりいるんだ」と心に深い傷を負い、今後の人格形成にも関わってくるでしょう。
旦那さんがモラハラ行為を働くなら、我が子の変化に気づき、守ってあげてください。
今日は、『モラハラ躾が及ぼす影響』と『見逃してはいけない子どものSOSサイン』についてご紹介します。
モラハラ躾が及ぼす影響
モラハラ被害を受けて育ってきた子供は、どう育っていくのか?
褒められることなく、共感してもらえることも、話を聞いてもらえることもない。そんな厳しい躾を続けていると、子どもの心や脳にダメージを与えてしまいます。
その結果、少しのことでも強い不安や恐怖を感じたり、感情のコントロールができなくなってしまう、誰かに褒めてもらいたくてなんでも言うことを聞いてしまう、怒られたくなくて嘘を平気でつくことも。
また、家庭内ストレスが原因で「不登校」「適応障害」「うつ」などの弊害が現れることもあります。
小学校高学年の息子さんを持つYさん(38歳)の体験談です。
「息子がいじめに加わったと担任の先生から連絡があり、学校に呼び出されました。先生が事情を聞くと、主犯格の子に、被害者の子の上履きを隠すよう言われて従ってしまったとのこと。日頃の様子を聞くと、息子はやや人との関わりが苦手で、嫌われるのが怖くて不本意なことでも従ってしまい、のびのびと過ごせていない様子だと言われました」
引用元:https://chanto.jp.net/
Kさん(35歳・5歳の男の子のママ)の体験談です。
「夫がものすごくきつく叱るので困っています。お手伝いなどを突然“もうやったのか?”と聞き、息子が忘れていると怒りだして、息子が理由を言おうとすると“言い訳するな!”と手が出ることも…。私がなだめても、夫は本人のためだと言って聞く耳を持ちません。最近、だんだん、息子は何か言われると、叱られないために嘘をつくようになってきています。」
引用元:https://chanto.jp.net/
他にも、他者を見下すことが当然だと思ってしまうケースもあります。
常に見下した態度をとられていると、「自分はダメな人間なんだ」と自尊心が持てず、常に人の顔色ばかり伺った大人に育ってしまうこともるでしょう。
見逃してはいけない子供のSOSサイン
人は悩みやストレスが大きくなって心がダウンしそうなとき、様々なサインが現れます。
とくに、心のSOSは『睡眠』『食欲』『体調』『行動』の4つの面に出てくることが多いでしょう。
モラハラ躾でストレス耐性が強くなる子どももいますが、「今まではこんなことなかった」「どうも普段の様子と違う」など、気になる変化が現れたら要注意です。
子どもが心の悲鳴をあげているサインとは?
睡眠
- 布団に入っても、なかなか寝つけない様子
- 遅くまで夜更かし
- 朝、起きるのがつらそうで、なかなか起きられない
- 眠れないと言う
よく眠れること、十分な睡眠は心の健康にとって大切です。
食欲
- 食欲がなくなったり、食べる量が減った
- 逆に食べすぎる
- パンやご飯、お菓子などの炭水化物をとくに欲しがる。
- 体重の急激な変化
ストレスや心の病から、食欲に影響を及ぼすことがあります。
心にストレスがかかると、交感神経が優位になり、脳が疲れ、イライラしやすくなります。
そのため、通常よりも多くのエネルギーを必要とするため、糖分や脂肪分をたくさん含む食品を食べたくなるのです。
大人でもストレスがかかると、甘いものが食べたくなることがありますよね。
パン、ご飯、お菓子などの炭水化物は糖質がたくさん含まれています。
魚や肉などより、いつもより炭水化物を欲するようでしたら、注意深く見守ってください。
体調
- 体がだるそう
- 元気がない
- 顔色が悪い
- 腹痛や頭痛、めまい、吐き気などを訴える
心の病気も、最初は体調に出てくることがよくあります。
行動
- 指しゃぶり・爪を噛むことが多い
- 身だしなみにかまわなくなった
- 表情が変わらず、感情を表に出さなくなった
- 独りごとを言うようになった
- 無口になった
- 1人でいることが多く、人と関わろうとしない
- 絵を描くとき黒、グレーなどの暗い色ばかりで色彩が乏しい
- 嘘をつく
- 不登校になる
子どもがストレスを感じていたり、何か悩みを抱えている時は行動に一番出やすいものです。
なぜこのような行動に及ぶのか、子どもの心のサインをご説明します。
指しゃぶり・爪を噛むことが多い
強い不安やストレスを和らげるために、子どもは指や爪を口に持っていく傾向があります。小さな子供はまだ言葉を上手に話せないため、このような仕草で『寂しい』という感情を伝えようとしています。
また幼児や小学生など、言葉が話せる年齢になっても指や爪を口に持っていく子がいますが、これは素直に『寂しい』という感情を伝えられず現れる行為です。
身だしなみにかまわなくなった
うつを早期発見する際に、身なりの変化はよくチェックされています。
うつ病になると、「いままで興味や関心をもっていたことが、どうでもよくなる」という症状が表れるためです。
男の子は洋服に興味がないこともありますが、『下着を何日も変えない』『お風呂に入りたがらなくなった』など、清潔に保つことを面倒くさがるようになったら気にかけてください。
表情が変わらず、感情面を表に出さなくなった
心が正常な状態だと感情や意欲が湧きますが、ストレスを抱えるともともと備わっている感情が欠乏してしまいます。そのため、無関心などの症状が表れてしまいます。
独りごとを言うようになった
少しぐらいの独りごとは誰でも言いますが、あまりにも多い場合はうつ病や統合失調症などの病気が疑われます。
・突然怒りだす
・一人なのに誰かと会話をしているような話し方をする
・急に笑い出す
などの独りごとを言う場合は注意しましょう。
1人でいることが多く、人と関わろうとしない
愛情不足のサインとなる可能性があります。
本来であれば子供というのは『楽しい』『悲しい』『嬉しい』という気持ちを両親や友達と共有します。
しかし両親に心が開けない環境で育った場合、喜怒哀楽を共有できる人間がいないため、自分の気持ちや感情を心の中に閉じ込めてしまいます。
絵を描くとき黒、グレーなどの暗い色ばかりで色彩が乏しい
絵は色彩心理学を利用して、子供の心理状態を見抜く方法です。
絵の中に子供の今の本音が隠されているといいます。注目するべきなのは使用している色。
本来、子供というのは好奇心が強く、さまざまな色を使用して絵を描こうとしますが、愛情不足の子供は色彩に乏しいという特徴があります。
黒く塗りつぶした絵を描くようなら要注意。
黒は色彩心理学で『恐怖』『不安』が強い状態を示します。
また乗り物の絵を描いた時に、その乗り物を黒く塗りつぶしていないか確認してください。乗り物は『親』を象徴しているといいます。
乗り物が黒く塗りつぶされていた場合、子供は親に対して『怖い』という感情を持っていることになります。
普段の何気ないお絵描きからも、現在の子供の心理状態を見抜いてください。
嘘をつく
子供の嘘をつくという行動は「もっ僕(私)にかまって!」という表れです。
普段、親から関心を持たれないため、嘘をついて興味を惹こうとしているのです。
または親に叱られたくなくて、嘘をついてしまうケースもあります。
本人よりも周囲が気づきやすいのが、行動のSOSサインです。
以上のようなサインがあるからといって、必ずしも心の病気とは限りません。
ただ、これまでなかったのに、このようなサインが頻繁に見受けられるようになったら、モラハラ躾にストレスがかかっているのかもしれません。
心の病気は、早期に治療するほど回復も早くなるといわれています。
子どもの「なんかいつもと違う」と思うサインを感じたら、あなたがフォローしてあげてください。
SOSサインに気づいたら子供とどう接する
モラハラ躾をする旦那さんは、子どものSOSサインに気づかないでしょう。
弱気な言動をとると、「軟弱だ!」「そんなんじゃあ、世の中渡っていけない!」「甘ったれるな!」と子どものストレスの原因が自分にあることに気づきもしません。
子どもの心をケアできるのは、母親であるあなたです。
両親が愛情を持って子育てをすることが難しいなら、あなただけでも愛情をたっぷりかけてあげてください。
愛情を感じると、子どもの精神は健やかに成長します。
そのために大事なのが、話を聞いてるあげること。
人は話を聞いてくれたり、共感してくれる人には心を開きやすくなります。
自分のために話を聞いてくれる時間を作ってくれることは、愛情のある行為だと感じられます。
話を聞くといっても、してはいけない言動があります。
子ども自身が『なぜ不安なのか』『なぜストレスなのか』がわからず、思っていることをすぐに話してくれないかもしれません。
『親を困らせたくない』『心配させたくない』という気持ちが強く、なかなか話してくれない場合もあるでしょう。
そのような時は、子どもの気持ちを第一に考え、無理強いしないこと。そして、話してくれなくても、諦めず「何かあったらいつでも聞くからね」と伝え、話しやすい環境を作りながら、子どもから話してくれるのを待ちましょう。
話してくれたら、「辛いことを話してくれてありがとう」とねぎらう姿勢で聞きましょう。
母親が自分のことを『気にかけてくれる』『理解してくれる』と認識すると、心強い気持ちになり、認証欲求も満たされます。
怒られてばかりだと『自分は価値がない人間なんだ』と気持ちが弱ってしまいます。
思っているだけでは伝わらないので、子供に『とても大切な存在』だと言うことを伝えたり、嫌がらないのなら、ハグなどのスキンシップも愛情を感じられる行為です。
まとめ
モラハラ夫が原因でメンタルが弱るのは、妻だけではありません。
子どもも被害者になり得るのです。
子供によって性格も違うので、厳しい躾が気にならない子どももいますが、もし様子が変わったのなら心が悲鳴をあげてるサインです。
子どものために離婚しない妻も多いですが、場合によっては子どものために離婚する方が良い場合もあります。
子どもに悪影響だとわかっていても離婚できないのなら、SOSに気づいてあげ、子どもの心のストレスを取り除いてあげましょう。
DVに関して相談できる窓口
引用元:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201411/1.html
DVは人に言いにくい悩みですが、専門の相談員の方なら話しやすいですし、モヤモヤしてた心が晴れます。
誰にも言えない悩みは人に聞いてもらうとスッキリするものでもありますよ。
自分を見失わない前に、危険を回避するためにも勇気を持って行動してください。
行き詰まった時はこんな方法も
夫婦関係の悩みって誰にも言えず、1人で考え込んでしまいますよね。
とくに夫からDVを受けてるなんて、実の親にも言えません。。。
女性は話を聞いてもらうだけでも、心が安まり穏やかになるものです。
1人で考えこんでしまうと、悪い方悪い方へ・・・
『この結婚は間違いだったんじゃないか』と、とことんネガティブになってしまいます。
こんなネガティブで暗い気持ちを脱するには、人に話を聞いてもらうこと!
相談できる友達がいたり、同じ境遇の友達がいると悩みを話すだけで気持ちが軽くなります。
ですが、悩みによっては人に言えない場合もありますよね・・・
「誰かに聞いてほしい」「相談したい!」けど出来ない。。。
という時に知ったのが、ウィルでした。
WILLは独自の厳しい審査基準を設けていて、在籍鑑定師は例外なく審査を通過した実力派鑑定師ばかり。 その評判は口コミだけでなく、数々のメディアでも紹介されています。
相談してみた私の感想としては、「旦那さんはこんな人じゃないですか?」と言われたのが、まるで『知り合い?』と錯覚するほど当てはまっていて驚きの連続でした。
旦那の性格を分析してくださってるからか「こうしたらいいですよ」のアドバイスを実践すると、あの頑固で素直じゃない旦那が「ありがとう」と優しい言葉をかけてくれたのです!!
『誰にも言えない悩みを聞いてもらうだけでいい』という軽い気持ちで電話したのに、的確なアドバイスまでいただけるとは思ってませんでした。
実はこの記事に書いてることも香桜さんに言われた事を実践して、うまくいった経験談を書いてるのもあります(笑)
『旦那の気持ちがわからない』『どうしたらいいかわからない』という方は、是非一度相談してみてください。 何か一筋の光が見えると思いますよ^ ^
私もそうでしたが、初めて占いをする人はちょっと不安な部分もありますよね。
そんな方は、ひと月だけの登録特典で、3000円分無料で使えるキャンペーンをやっているので、無料分だけ使ってみるのがいいと思います。
「3000円分だけお願いします」とはじめに伝えておけば、その時間内で占ってもらえます。
夫婦仲が良くなるように努力してるけど、なかなか進展がないと
この頑張り方はあってるのか?
余計、悪化させてるんじゃないか?
と、不安になることもありますよね。
当たると評判の先生が揃ったウィルで、今後の未来を占ってもらいませんか?
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